Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

高級ブランドの心理

id:da_silva氏のブログより
『高級ブランド品は自分を周囲から差別化するための記号としての役割を担っている』
一応、大学では消費についてもかじったんで、
自分なりにブランド消費心理を考えてみようと思う。
個人的には、差別化のための高級ブランド品所有*1には二段階の差別化心理がある気がする。
つまり、

  1. 本来の意味での差別化
    人の持っていない者を持とうという心理。
    特別な者になりたいという心理
  2. 置いていかれること、孤立への恐怖
    人が持っている物を自分が持っていないところから生まれる心理。
    皆と同じになりたいという心理

この二つの心理の相乗効果で、人はブランドを持ちたがるような気がする……
とはいえ、この二つも完全に分離した物でもない気がするけど。
二つの心理は矛盾してるようだけど、非常にシンプルな芯があって、
人よりも上にいたいってことだと思う。
1はいうまでもないことだけど、2にしても、人より下にいるのが嫌なんだろうなぁと。
で、この消費競争と無縁な人間は『個性派』と崇められたり、『変人』と蔑まれたりするわけで。
まあ当人達は競争の外にいることなんてあんまり気にしてなかったりするんだけど、
何かのきっかけでこの『個性派』が消費競争に捕まった時が厄介なんだろうなぁ……
勝手に上げられたり下げられたりして。

*1:まあ、ブランド品に限らないけど