Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

男は言った。『不幸であれ』と

他人の幸せを見ると腹が立つという話は昔書いた*1
そこにも書いたように、俺は幸せに拒絶反応を示す。
中でも、他人の幸せに嫉妬しているとの説が有力だったが
ある一定の幸せにあり、自分が祝福されても、
俺の心は言い知れぬ違和感と苛立ちで満たされるのだ。
つまり俺は、他人と幸せという組み合わせそのものに、猜疑心を懐いているのだろうか?
考えてみれば不幸であるが、別に大きな問題はない。
ただ俺は、これからも幸せの隣で
絶望と冷笑、羨望と嫉妬の眼差しでそれを見続けていくだけだろう。