Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

戦わなければ生き残れない

去年末から年始にかけて、今更ながら仮面ライダー龍騎を見ておりました。
感想はやっぱり、浅倉威無双につきるね。
ツイッターにもちょろっと書いたけど、浅倉は欲求はあれど欲望がない、
どこか超越したキャラなところが魅力的でしたな。あんなに悪人なのに。
ガイの芝浦やタイガの東條のような
視聴者のイライラの元となるありふれた欲望を持つ小物に対して、
なんら揺らぐことなくねじ伏せていく様は、ある意味で壮快でさえある。
お前らの欲望など知らんと言わんがばかり。
浅倉自身がその欲望に対して怒りを覚えることもほとんど無く、
そこにあるのはただ、自分が気に食わないということだけなのだ。
苛立ちとか許せないとか嫌悪感とか、そんな物を通り越し、
ただ浅倉威にとって邪魔かどうかだけであり、邪魔だからこそ排除される。
まさに作中で他の人物達から言われるように、人間ではない感が凄い。
いったいどんな発想をすれば、あんなキャラクターが作れるのだろうか……。
その他、物語そのものや他のキャラについても語りたいことはありますが、
今回はまあこの辺で。
他はまあまた気が向いたら書きます。