2005-08-23 鏡の外 雑感 いつもの犬の散歩コースを、今日はなんとなく逆に行ってみた。するとそこは、いつもとはまったく違う道となった。不思議な不安と初めての道という意識が、俺の中にわき上がってくる。考えなくともわかる当然の事だが、その道は実はなんて事のない、いつも通っている道なのだ。ただ反対から歩いただけで、それはいつもと違う新鮮さを持つ。 道に限らず、何事もそうなのかも知れない。ただ、視線が同じなだけだから、いつもの風景なのだ。たまには視線を変えることも、新鮮さのためには必要といえる。