Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

適当な言葉吐き

昨日の日記で発想だけは自信があるやら何やら豪語しておりましたが、
その裏返しで、俺は友人達から天然嘘つきという、
不名誉なあだ名を貰っております。
簡単に言えば、知らないこと、わからないことでも、
適当に推測してその場ででっち上げて喋るからなんですね。
いや、もちろん今適当なことを言ったよと断りを入れるのですが、
妙に言葉に説得力があるらしく、やけに信用されてしまうのです。
一番印象に残っているのは、中学時代に言った、
『ピンからキリまで』の由来ですかね。
友人とこの事でちょっとした議論が起きた時、その場で適当に考えて、
「ピンもキリも穴を開けたりする針みたいな道具だけど、
その大きさや形はまったく異なるから
そこから転じてこの言葉が生まれたんじゃないかな。
多分
と言ったところ、みんな妙に納得してしまい、
よく知ってるなと褒められたわけです。
でも、ホントの由来は全然違うのが問題でして……*1
で、次の日確認してきた人間に問いつめられて嘘つき呼ばわり。
いや、俺断言したわけじゃないじゃん。
そして、その後もこんな事が起こり続けてるわけです。
まあ、発想も重要だけど、
ちゃんと正しい知識の裏付けも持ちましょうってことですな……

*1:ポルトガル語の1がピンで10がキリ。
実は発音も言葉そのものも違うが、当時の日本人はこう聞こえたらしい
ここから転じて最初から最後までという意味になる
個々の言葉の使用例としてはピン芸人キリ番