Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

世界の広さは、自分には大きすぎる

最近、自分の周りの世界が狭いことを実感している。
他人を通じて、外世界が広いことを思い知らされ続けている。
それは知識であり、人脈であり、価値観であったりする。
この井戸は、もう俺自身にも狭すぎるのだろう。
だが、井戸を出れば、そこは果てしない荒野かも知れない。
永遠に続く砂漠かも知れない。
ただ井戸だけがある孤島かも知れない。
そして、井戸を出ればもう一度井戸に戻ることは不可能にも思える。
井戸は俺には狭すぎるかもしれない。
だが、外の世界は俺には広すぎるし、俺の勇気では、外の光はまぶしすぎる。
そして俺は、今日もこの狭い井戸で一人ため息をつくのだ。