Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

サッカードイツワールドカップ日本代表メンバー発表についての雑感・表

■2003年2月14日 新加入選手会見後の懇親会で新加入選手のご両親に

あなたは、息子さんを「最後まであきらめずに走る子供」に育てましたか?
もしそうでなければ期待をしない方がいいでしょう。
もしそうなら、私が責任を持って育てます。
http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/goroku/0301-0306.html

これが、オシム監督が就任したときに、はじめに残した印象的な言葉である。
そして、その2003年に新加入した選手の中には、
駒澤大学から加入した巻誠一郎もいた。
その言葉に巻の両親は、自信を持ってそうやって育ててきたと応えたと聞く。
そしてそれは、巻のプレースタイルでもあり、
巻誠一郎のサッカー人生そのものとさえいえる。
どんな状況でもどん欲にボールを追いかけ続け、ゴールを狙い続ける。
その姿勢があったからこそ、巻は成長を続けた。
3年前、ジェフでサブとして出てきた巻を見たとき、誰がドイツに行けると思っただろうか?
いや、昨日の時点ですら、巻が日本代表としてドイツに行くとは考えてなかっただろう。
それでも、巻は代表に選ばれた。
はじめに代表に選ばれたのは久保の代役であり、今回もまた久保の代役である。
運が良かったのは事実だろう。だが運を掴んだのは巻の力である。
あきらめずに走り続けたからこそ、最後の最後で運が転がり込んできたのだ。
まあ長々と書き連ねてきたが、言いたいことはたった一つである。
巻おめでとう
ドイツでも頑張れ