Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

線が見えるとき

今日も毎週のようにフットサルの練習をしていたわけだが、
その中で一瞬だけ、
自分の力を遙かに越えた能力が発揮できるときがあった。
DFがばらけて、ゴールが僅かに視界に入ったとき、
瞬時に足を振り抜き、その隙間を縫うような鋭いシュートを打ったんです。
打った瞬間、いや、もっというなら蹴る前から既に、
そのシュートが決まるという確信があったわけで、
まさに目の前にゴールへの道筋が線となって見えた感じですな。
普段はまともにシュートが枠にさえ飛ばない自分からしたら、
それはまさに奇跡の一瞬。
結局それが見えたのはその一回きりだったけど、
なんとなく、点の取り方がわかった気がする。
たぶん、あの線は俺が普段気が付いていないだけで、
もっと多く存在しているのだろう。
そしてその線を見つけることと作り出すことが、
点取り屋への道なのだと思う。