Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

感想など書けない

さて、なんだかんだで最近はよく本を読んでいたんですが、
やっぱり感想なんか書けないや。*1
怖い、怖すぎる。
的外れなことを書くのも怖いし、自分自身の嗜好を知られてしまうのも怖い。
こんなブログを書き続けている時点でどうなのかという話もあるが、
それだからこそ、今まで作ってきた物が壊れそうで怖い。
もちろん、このブログとその執筆者がそんな大層な輩でないことは俺が一番知っているし、
どうせどんな感想を書いても誰も気になどしないのが現実であることは重々承知しているが、
それでも、俺の本性をさらけ出してしまうのが怖い。
いや、正直なことを言えば、色々と感想を書きたいと思うことはよくあるのだが、
結局、その感想を否定されるのが恐ろしくてたまらない。
まるで、自分自身を否定されてしまうようで、
もっと率直に言えば、馬鹿にされるのが怖いのだ。
なぜなら、馬鹿にされるであろう本性を、俺が一番よく知っているから。
だから俺は、ここではただ愚痴を垂れ流すだけに留めておく。
結局愚痴は、ある意味、馬鹿にされることを前提に書いているのだ。
これなら、どれだけ笑われても、嗤われても、馬鹿にされても痛くない。
なぜならそれは予定通りだから。
で、なぜこんなエントリを書いたかというと、本を読んで感想が書きたくなったから。
現実を思い出せと自分に戒めの意味でこのエントリを残す。
人は、自分の力量以上のことはしない方が身のためなのだ。
一瞬の気の迷いが自分を追い詰め、滅ぼすことを、忘れてはいけない。

*1:そういえば、以前一度だけ書評を書いた気もするが、
http://d.hatena.ne.jp/char819/20050527/p3
あれの評判がよかったような気がするのは運がよかっただけだから参考にするな