Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

不幸と不運の定義付け

そんなわけでテーマはこれにしました。
まずは弁解として、一文。
今回の定義は、あくまで俺が個人的に行う物であり、
言語学的、もしくは心理学的根拠や価値は一切ありません。
人にこの定義を前提に話してもかまいませんが、俺は一切責任を持たないんで。
で、不幸と不運。どちらも人間の幸運度合いを示す言葉ではあるが、
この二つの間にはそれなりの差があると思う。
いや、むしろ意識してなかったり差がないと思っていても今から定義付けします。
まず不幸であるが、読んで字の通り幸がないことである。
もっと具体的に言えば、何もしなくても幸運が逃げていく状態、
すなわち、悪いことを引き寄せ続ける状態といえるだろう。
俺の経験から言って、不幸を呼び続ける人間は
(彼にとって)残念ながら確実に存在する。
俺は彼の人生を笑ってしまうが、それはもう、
こちらとしては笑うしかないほど彼の人生が悲惨だからである。
まともに彼の人生を見つめたり、彼を励まそうとすると、
すべての言葉が陳腐で白々しく、現実味のない物になってしまう。
それ程に、彼の人生は悲惨なのだ。
それに対して、不運は運がないことである。
そして、どちらかといえば、俺はこちらに属する。
運が無いというのは、すべての選択、行動に対して、
悪い結果を返し続ける状況であると定義する。
具体的に言えば、人生の選択を常に何かしらの内的、もしくは外的要因によって
失敗し続ける状況である。
何もしなければ何も起こらないが、何かしらのアクションを起こすと、確実に失敗する。
それが不運であると思う。
不運と不幸なら、明らかに不幸の方が状況的には悲惨である。
ただ、不運な人間の立場から言わせて貰えば、
自らの行動が常に失敗していく状況は
非常にやりきれない物であるということを主張しておきたい。

以上。定義終わり。