Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

強引さ、力強さ、男らしさ

友人と話をしていたり、色々な本などを読んでいると、
女性はある種男性に強引さを求め、そこに男らしさを感じるらしい。
裏返しの俺に向けられた言葉に変換すれば
ヘタレは失せろということだろう。
やさしさや気遣いすら、俺への重荷になるんですな。やりきれない……
というか、最近美徳といわれてるものは、
ただ単に使い勝手のいい人間を騙して利用するための洗脳手段や
クズ人間のための慰めのためのものにしか
過ぎないのではないだろうかと思うわけで……
たとえば、
やさしさ、謙虚さ=ヘタレ。強さの無さのごまかし
ということもできるわけで……
やさしさなんか無くても人に愛されることはいくらでも可能だし、
やさしさなどあったところで、なんの得もしない。
得をすることが出来るのは、
やさしさの上に何か別のもの(魅力)を積むことが出来る人間であり、
やさしさそのものは、人生の利益をあげていく上で、何の役にも立たない。
たとえば、普段は暴れ回っている不良が見せるふとしたやさしさが、
普段からやさしい人間のそれを上回る印象を与えるのが
この事を象徴しているだろう。
人生を損益で考えるのはどうかとも思うが、こうも損ばっかりしていては
正直嘆きたくもなる。
そして、最大の問題点は、俺が今更そのやさしさの上に
何かを積み上げる事が出来る人間でないことなわけだ。
手詰まり、ですな。