Webスペースの無駄使いのその2

色でいうならば灰色

ブログと日記

さて、このページは一応ブログとは名乗っているものの、見ての通り、見るべき情報は非常に少ないです。
昨今のブログブームに乗っかって始まったこのブログなわけですが、
こうして書いていると、インターネット上に日記を載せることが大流行だった頃、
自己満足な日記やホームページ*1が氾濫し、webのうるさがたが、
それこそ
webスペースの無駄使いだ
と苦言を口にしていたのを思い出すわけです。
そして現在のブログブームでも、似たようなことが言われています。
曰く、
トラックバックも碌にしない、なんの情報的価値のないブログが多すぎる。
こんな箸にも棒にもかからない日記など書いているのは日本人だけだ
ということであり、
ブログの使われ方が日本人とアメリカ人とで違いすぎる。
とのことなんですが、
果たしてそんなにそれは悪いことなんでしょうか?
それほど、webスペースという資源は貴重なんでしょうかね。
たしかに、情報的価値はほとんど皆無で、その日食べた夕食を延々と書き連ねているようなサイトを、
無駄と切り捨てることは簡単かも知れません。
グーグルなんかでそんなページがヒットした時、かなりゲンナリした気分になるのもわかります。*2
でもしかし、それらの生ヌルい情報でさえも、有益な情報になる可能性を充分に秘めていると思うのです。
世の中で必要とされる情報は、意外なほどに多岐に渡っています。
ほとんど誰もが価値を見いだせないことの価値を、誰か一人が見抜くと、
いきなりそれが凄い情報になったりもするわけで……
もしくは、100人の内99人にとって無駄な情報だったとしても、
1人にとって無駄でなければ、その情報には価値があるわけです。
で結局、長々と書いてきて何が言いたかったのかといえば、
このブログはしょうもない無駄なことばかり書いてるけど問題ないという自己正当化なわけで……
あと、何も無理無理にトラックバックして交流して議論することに価値を見出さなくてもいいじゃんってこと。
とはいえ、このブログ自体はコメントもトラバも議論も歓迎なんですが。

*1:あえてこう書く

*2:しかもブログ系は上位ヒットしやすいし……